「ハーロム アルマ」の準備をしていた中で、一番大きな問題だったのは「スペース確保」の問題。
もみ殻が出てくる秋に、1年分のもみ殻を集めてきて、貯蔵するためのスペースを確保する
必要がある。
普通に場所を借りようとすると相当の費用(場所代)が発生する。
これから事業を始める段階なので、可能な限り費用の発生をおさえたい。。。。
いくら探してもそんな都合の良い場所はあるわけもなく、当時はかなり凹んでいた。
事業断念も頭がよぎった。
諦めかけていたその時、ある人との運命的な出会いがあった。
その人は、松本市の隣村、「唐沢そば集落」にほど近い場所で「きのこ」を作っている
工場の社長。
「きのこ」生産のこだわりの一つに「もみ殻」を使っている工場だった。
更に、生産規模を調整してスペースが一部空いていたところだった。
何というタイミングだ!
私の事業内容を説明すると、
「『もみ殻』は一緒に使えるし、遊休の場所も有効活用できるから」
ということで、空いているスペースを快く貸してくれた。
これで「モミガライト」の製造場所が確保できた。
しかし、「もみ殻」を大量貯蔵できるほどのスペースはない。。。
ふと、敷地内を見渡すと広大な「空き地」がある!!
今は雑草が生い茂っているが、ここを何とか活用できないものか。。。。
スペースが無ければ、スペースを作れば良い。
さすがにビルを建てる資金はないが、「ビニールハウス」くらいなら何とかなるかも。。
別の有識者にビニールハウスについて相談してみたところ、
「時間かければ素人でも作れるよ」とのこと。
「じゃぁ、作ってみよう!!」
こうして、人生初の「ビニールハウス」作りをすることになった。
(続く)
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