今、信州松本では「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」が開催されています。
昨年までは『サイトウ・キネン・フェスティバル 松本』という名前でしたが、
今年から『セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)』として新たにスタートしました。
このフェスティバルは、世界的に有名な指揮者の小澤征爾氏が1992年に創立し、毎夏
ここ信州松本でオーケストラとオペラを柱として開催している音楽祭で、世界中から
優れた音楽家たちが結集し、約1ヶ月半に渡ってオペラやコンサートなど多彩な演目が
披露されます。
先日、このフェスティバル恒例の吹奏楽パレードがあり、息子達が参加してきました。
このパレードは、フェスティバルを歓迎するために市内外の小中高生から一般まで幅広い
年齢層の吹奏楽団体が参加していて、パレードの最後に松本城に集合しフェスティバルの
指揮者とともに合同演奏会を行います。
パレード風景。幅広い年齢層の吹奏楽団体が松本市内を練り歩きます。
今年の演奏会参加者はなんと1600名!!これだけの人数が指揮者に合わせて演奏すると、
指揮者の近い人と遠い人の間に(コンマ数秒ですが)時間差が生じ、全体として「揃わない」演奏になるんですね。 それに対して指揮者の方が、「私の指揮にぴったり合わせるのではなくて、近い人は少し遅めに、遠い人は少し早めに演奏してみてください」と。
何ともざっくりした指示!!
えー!!それでまとまるの???と思ったのですが、それが見事まとまるんですねぇ!
演奏家の方々の「感性」に感激しました。
1600名が大集合!! この人数での大演奏を聴くのは初めての経験でした。
この合同演奏会は毎年小澤征爾氏が指揮をされるのですが、今年は体調不良により参加
できませんでした。「生」小澤征爾に会えなくてちょっと残念でしたが、演奏しながら
立派にパレードし、1600名の中の一員としてしっかり演奏している息子たちを見て
何だか誇らしい気分になったお父さんでした。
息子達にとっても良い経験になったかな。。。
皆さまお疲れ様でした!
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